Der Korrepetitor

オペラ指揮者&コレペティトア・宮嶋秀郎がコレペティについて語るブログ

ルサルカ登場人物~合唱

ルサルカの合唱、全幕に登場します。Ⅰ幕はルサルカが魔女の魔法で人間の姿になり王子に連れられて行きそうな時に水の中から踏みとどまるらせようと歌う水の精達の影コーラス(女声合唱)。Ⅱ幕は城のパーティーシーンでの人々、いかにもヨーロッパらしい華やかなシーンです。混声合唱で、このオペラの見ごたえのある場面だと思います。Ⅲ幕は夢破れたルサルカに対して、再び水の中から水の精達がルサルカに”もうお前の帰るところはない”と歌う影コーラス(女声合唱)です。Ⅰ&Ⅲ幕は短い音楽ですが、しかしすごくインパクトのある部分です。Ⅱ幕は壮大で華やかです。全体を通じて合唱の演奏時間はそんなには長くはないですが、音楽的にも場面的にも非常に魅力があって、歌い甲斐のあるすばらしい音楽です!ご興味持って頂け方は、まだまだ合唱募集中ですので、どうぞお気軽にご応募下さい!プロアマ問わずご参加できます。すでに声楽家の方もエントリーしております♪

写真はⅡ幕の合唱のシーンです!ちなみに、合唱をバックに歌う水の精のソロはなかなか渋いです♪


ルサルカ登場人物~狩人

ルサルカで一瞬だけ出て来る狩人という役があります。チェコ語でLovec。Ⅰ幕後半で王子が馬に乗り登場するシーンの最初に2回だけ歌うという短いものです。伴奏はホルンが後ろでポーンと何発かなるだけでほぼ無伴奏。王子の登場は王子がちょうど狩りをしているシーンなので、それを浮き立たせるための設定かと思います。

写真は現代のリアル狩人。まあこんな感じでしょうかw


ルサルカ登場人物~3人の精霊

ルサルカに出て来る3人の精霊!チェコ語でLesní žínky。序曲の直後とⅢ幕に登場してくる、ルサルカの湖のほとりに現れた森の精霊です。

このオペラはそれなりの登場人物がいますが、実は確かなアンサンブルとして書かれているのはこの3人組だけです。それ以外は一部王子と外国の王女が同時に歌いますが、それぞれ別のことを言っているので、いわゆるハモるアンサンブルという感じではない。それ以外は皆設定上デュエットであっても常に掛け合いになり、この3人組だけがハーモニーを作ります。

精霊のハーモニーは本当に美しく、また動きもあって聴きごたえがあります。Ⅰ幕は動きのある踊りの音楽中心で常に3人で歌いますが、Ⅲ幕はまず各精霊のソロから始まり最後は3人のアンサンブルと言う結構壮大で劇的な音楽、そしてソロパートが本当に美しい。このようなアンサンブル的役はソリストではあるもののちょっい役的に考えられがちですが、確かに主役級のような位置づけではありませんが、しかしこの3人が登場する音楽は本当によくできていて、結構難しく、やり甲斐も聴きごたえもかなりあり、搭乗時間の割には結構目立ちます。個人的には結構いい役な3人だと思っています。

写真はチェコの某劇場の3人の精霊。まあこんな感じです♪