Der Korrepetitor

オペラ指揮者&コレペティトア・宮嶋秀郎がコレペティについて語るブログ

ルサルカ合唱メンバー募集!

先日のオーディションにてソリストが出揃いました!後は合唱メンバーが集まればOKです。以下の通り募集しております♪



どなたでもご興味ある方は大歓迎です。是非お気軽にご参加下さい。ここでしかできない経験、チェコオペラの世界へお連れしますw


オーディションにて

先日、今度年明けに指揮するA.ドヴォジャーク”ルサルカ”のソリストオーディションでした。このように審査して演奏家を選ぶということは近年やるようになり何度目かだが、そんな時あえて自分でピアノを弾き、コレペティ形式でやるようにしている。なぜなら、それが一番分かりやすいからである。


結局のところ選ばれた者はその後自分の共演者になるわけである。オーディションでは当然持っている能力やセンスも見るわけだが、通常の演奏を聴くだけのやり方だと基本的にそれらがどの程度分かるかどうかである。しかしコレペティ形式にすることで、短時間であれ一緒に練習することで、さらに実践的な対応力等が分かり、さらに人間性なども見えやすくなるわけで、選ぶのも選びやすくなると言うものである。


今回もそんなオーディションで色々な出会いと発見があった。決まった歌手陣は色々なタイプがいて色々楽しみである。公演は2018年1月6日、是非ご来場下さい♪


ソリストの立ち位置

ピアノ伴奏でソロを歌う場合、リートデュオを思い浮かべて頂ければいい。楽器の場合も共通しているところはあるが、今回はリートの場合を軸に各。


舞台中央にピアノが置かれ、ピアノのくぼんだ所に歌手が立ち歌う。本当の舞台中央がこの歌手の立つ位置に合わされるのが普通であろう。そして、伴奏者の司会に常に歌手が入る、歌手も常に右横に伴奏者を感じられる。この距離感、すなわちソリストの立ち位置が合わせる=呼吸において非常に大事である。


しかし、時々、ひょっとしたら結構多くの場合、主催者等の都合で歌手が妙に前の方(舞台前方)に立たされることがある。特に多いのが、例えば高校生以下を対象にした声楽コンクールなど。大学生でも演奏会によってはたまにあるかもしれない。はっきり言って、これは絶対にやめて頂きたい!なぜなら、歌手と伴奏者のアンサンブルの妨げ以外の何物でもないからである。正直そうする理由はいまいちよく分からない。これまでに実際に経験したのは、例えばそのホールは前の方に立って歌った方が響きがいいと言うこと。それならばピアノものども前に出して合わせればいい。後はどうもその方が見栄えがいいと思い込んでる者もいたらし。個人的には逆に悪いと思う。むしろ下手っぽく見えてしまうし、明らかに伴奏者とのコンタクトがない=していないのをわざわざ公表しているかのようである。


経験ある方、ちゃんと勉強された方なら分かるはずである。この位置は演奏においてものすごく重要である。当日会場へ到着したならば、音楽的なことはすでにほぼ準備完了しているわけで、後はコンディショニングを省けばホールの音響等を含めこの位置確認しかすることがないわけで、言わばこの位置確認は演奏会へ向けての最後の局面で一番大事とも言える。主催者等でこのことに口出ししたり設定されようという方、その辺を心得た上でやって頂きたい。